
転職回数が軽く2桁を超えているASUKAです。
今でこそフリーライターでなんとかなっていますが、仕事探しをしている頃は本当に辛かった思いでしかありません。
そんな私ですから、仕事が嫌になるとすぐに転職を視野に入れていました。
「気に入らないと辞める」ということを何度繰り返したかわかりません。
早い時は、数日で退職の意思を伝えていました。
しかし、私の友人や同僚は、次の仕事を決めてから辞める人やつなぎでアルバイトをする人も多かったです。
転職の際につなぎは必要なのでしょうか。
本記事では、状況別でつなぎが必要かどうかについて説明します。
これから転職を考えている方や、つなぎの仕事をするかどうか検討している方の参考になれば幸いです。
また、本記事は私の体験や友人からの聞き取りを参考にしていますので、すべての人に当てはまるとは限りません。
少しでも、読んだ皆様が悩み解決の糸口になれば幸いです。
転職のつなぎが必要な場合
今の職種を変えたくない
転職には、つなぎが必要な場合とそうでない場合があります。
本章はつなぎが必要な場合について説明します。
そもそもつなぎとは、今の仕事(または退職した仕事)から次の仕事が見つかるまでの期間、お金がないのでとりあえず働こうというものです。
つなぎのつもりで働いていたら、面白くてついつい続けてしまったという人も少なくありません。
そういった意味では、仕事探しの際につなぎで働くのも1つの選択肢です。
しかし、本来やりたい仕事があり他のことは考えられないという時は、つなぎがおすすめです。
理由として、その仕事が本当に好きかどうか自分で考えることができるからです。
逆に言えば、つなぎが面白くてそっちが主な仕事になってしまった場合は、そこまで好きではなかったと言うことです
例えば本当に好きな趣味などは、多少苦しくても続けますよね。
仕事はお金をもらう手段ですので趣味ほどはありませんが、向き不向きはあります。
続けられるか辞めるかというシンプルな選択肢でも構いません。
本当に続けたい職種であれば、つなぎを検討してみませんか。
転職のつなぎがそれほど必要ではない場合
ただ今の仕事が嫌だけ
転職のつなぎがそれほど必要でない場合は、ただ単に今の仕事が嫌なだけという状況の場合です。
いわゆる逃げの転職をしたいと考えている時は、いち早く辞めた方が得策です。
精神的に病んでしまう前に自分の身を守りましょう。
そういう場合、つなぎだなんだという余裕もないこともあります。
また、自分が悪いから苦しいんだと追い詰めてしまう人もいます。
確かに会社は利益を追求しなければいけませんし、最低限必要な仕事はあります。
しかし、どのような理由であれ、人を追い詰めて苦しめるほどの仕事は、ブラック企業と言わざるを得ません。
そうは言っても、実際に働いていると洗脳状態で逃げ出せないという人も少なくありません。
自分が追い詰められているかどうか不安な時は、信頼できる友人に、客観的視点で見てもらうのも1つの方法です。
転職のつなぎが必要ない場合
次の仕事が内定している
転職のつなぎが必要ない場合があります。
それは次の仕事が決まっている場合です。
さらに望む職場であれば、言うことなんてありませんよね。
失業保険がもらえないというデメリットはありますが、すぐに働けるのですから問題ありません。
もちろん、失業保険給付を最初から視野に入れて、次の仕事をゆっくり探したい場合もつなぎは必要ありません。
ただし、失業保険給付は、前職で働いた期間により給付金額が変わります。
仕事は見つからないしお金もないという状況にならないよう、きちんと計画を立てておきましょう。
職業安定所の給付金とは? 困窮する前に手続きしておこう
まとめ
いかがでしたか。
転職のつなぎが必要か、そうでないかについて説明させていただきました。
そもそも転職を検討する際は、その仕事が向いていないことがほとんどです。
もちろん、それなりに努力をしなければいけないこともありますが、仕事はしょせんお金を稼ぐ手段です。
同じくらいの金額をもらえるなら、苦しい仕事より楽しい仕事を選んだほうが良いと私は思います。
戦後の団塊世代という方々の考え方で、仕事は苦しいものというイメージが何十年の蔓延しています。
それは間違いではありませんが、同じ苦しさでも耐えられる苦しさとそうでない苦しさもあります。
また、団塊世代の方々には、終身雇用制度や年金の充実もありました。
残念ながら昭和40年代後半から50年代の失われた10年世代では、それらが崩壊してしまいました。
その後の世代は、さらに輪をかけて就職難やセクハラ・パワハラで苦しんだ方も多いのではないでしょうか。
誰もがやりたい仕事を簡単にできるような世の中になれば、そういうこともなくなるのではないかと思わずにはいられません。
本記事が、ほんの少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、「転職のつなぎは必要か? 状況に応じて説明」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。