
最近になって、ようやくマイペースで仕事ができるようになったASUKAです。
フリーライターという仕事は、原稿1本あたりの報酬になりますので、一時期は仕事に追われていたこともあります。
ある時、父に言われました。
「人から仕事をもらって自分の時間を取られているんなら、普通に働くのと変わらんのやないか?」
確かにその通りです。
仕事があるのが嬉しくて、全く気づいていませんでしたが、労働時間はブラック企業なみでしたし、報酬もそんなにでした。
つまり、職場か在宅かの違いだけで、やっていることは何も変わりませんでした。
もちろん、通勤をしなくても良いというストレスは軽減されましたが、自分の時間が取れない苦痛を味わいました。
そこで本記事では、私自身の経験を元に、仕事で在宅の社畜にならないための注意点を3つ書かせていただきます。
すべての人に当てはまるわけではありませんし、在宅社畜上等の人もいますので一概には言えませんが、こういう考え方もあると参考にしていただけたら幸いです。
目次
仕事内容で在宅の社畜にならないための注意点 その1
自分が仕事に使う時間を考えておく
仕事内容で在宅の社畜にならないための注意点1つ目は、自分が仕事で使う時間を考えておくことです。
私自身、あまり好きではない考え方ですが、数千字は何時間以内に書かなければいけないという内容です。
確かに、ライティングにはある程度のスピードも必要です。
3000字の記事を書くのに1週間以上かかっていては遅いと言われてしまいます。
もちろん、内容が伴っていれば問題ありませんが、遅い人にありがちなのがそれ以外のことも手掛けてしまうことです。
書き出せば3000字なんてすぐという人もいますが、だったら書き出せという話です。
さっさと書いて納品した方が、ディレクターやクライアントも修正やアドバイスできるので結果的に早くなります。
また、一気に書いたライティングは、誤字や脱字もありますが、きれいに書かれたありきたりの内容よりも響くものがあります。
だから誤字脱字が多かったり、勢いだけのものでいいのかと言うと、それはまた別問題です。
勢いがあり、なおかつ良いものを作れる時間を自分で把握し、原稿作成までにかかる時間をあらかじめ決めておきます。
そうすることで、自分が週や月に何本まで書けるという目安になりますので、仕事に追われることもなくなります。
時間がかかるのにそれを把握せず、仕事を引き受けていては、在宅社畜になっても不思議ではありません。
仕事内容で在宅の社畜にならないために その2
無理そうな仕事は断る
仕事内容で在宅の社畜にならないための注意点2つ目は、無理そうな仕事は断ることです。
在宅ワーカーを始めたばかりの時に多いのが、今の仕事を断ると次の仕事が来ないかもしれないということです。
結論から言えば、その通りです。
しかし、余程気に入られたライターでもない限り、きちんと締切りを守って納品していても、前触れもなくいきなり仕事が来なくなるのもライターの仕事です。
理由は簡単で、就職しているわけではないからです。
基本的にライターは、原稿1本あたりの報酬です。
つまり、クライアントさんが原稿を買うというイメージを持たれた方が分かりやすいです。
原稿は商品であり、気に入らなかったら購入しなければ良いだけです。
そこに買わないからと断る必要はありませんよね。
クライアントさんがそうなのですから、こちらもそれに対応すれば良い話です。
向こうから報酬を出しても書いてもらいたいライターになれば、自然と仕事も選べるようになります。
そのためには、自分の強みを持つことも重要ですし、ある程度の実績や経験があるとベストですね。
ライターをやっていると、今は在宅社畜にならざるを得ないという時期もありますが、ある程度の余裕ができたら仕事を選んでみませんか。
仕事内容で在宅の社畜にならないために その3
いろんなことに興味を持つ
仕事内容で在宅の社畜にならないための注意点3つ目は 、いろいろなことに興味を持つことです。
在宅社畜になると、朝から晩まで全く外に出ず、1週間くらい誰とも話していないということも珍しくありません。
仕事に追われて在宅社畜になってしまっていれば、そんな余裕すらない場合もあります。
しかし、よく考えてみてください。
家の中で仕事だけをするために、ライターになったのでしょうか。
自由な時間で働きたいから、ライターになったという人がほとんどです。
もっとも、誰とも会う機会がないのは、それがいいという人もいますので一概には言えませんが、どうせならいろんなことに興味を持ちましょう。
実は私自身、温泉の専門家として、温泉の記事のみを書いていた時期がありました。
暇があれば温泉に行き、はしご湯もしていました。
しかし、ある日、温泉に入浴できない状況になりました。
その時に、温泉以外何もない自分というものに気づきました。
1つのことを専門家と言うレベルまで高めるのは悪い事じゃない。
でも、それ以外にも面白いことや楽しいことはたくさんある。
在宅社畜も似たようなものだと思いませんか。
何か1つのことである程度のレベルになったら、視野を広げるためにいろいろなことに興味を持ちましょう。
まとめ
いかがでしたか。
新型コロナウイルスが蔓延したこともあり、在宅ワークが見直されつつあります。
なんやかんやでフリーライターをやっている私にも、時々、質問が来ることも珍しくありません。
しかし、やめてほしい質問があります。
「フリーライターって、月にどれくらい稼げるんですか?」
「何年くらい、フリーライターをやっているんですか?」

この2つは正直に言って、失礼以外の何物でもない気がしませんか?
例えば、「あなたの年収はいくらですか?」と聞かれたとします。
その時点で、答えたくない人もいますよね。
似たような理由で、後者の質問も失礼だと私は思います。

何年やっていようが、あなたに何か関係あるんですか?
そういう人に限って、ライター歴が短いと、とたんにバカにしたような顔になります。
いやいや。
「今現在、こうしてライターとしてやってるんですが」と言う話です。
そして、そういう質問をしてくる人に限って、在宅社畜になりやすいのも事実です。
きっと、仕事に追われて、書いている自分がすごいなと思ってしまうのではないでしょうか。
私も一時期そうでしたので、あまり人のことは言えません。
しかし、在宅社畜を抜け出して、本当に書きたいことがかけるライターになれたのも事実です。
本記事を読んでどのように考えたかは、皆様の感覚にお任せしたいと思います。
それでは、「仕事内容で在宅の社畜に! ライター開始時に注意する3つ」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
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