
転職回数がかなり多めのASUKAです。
新しい職場で、新しいことを覚えながら働けるのは本当にすがすがしい気分になります。
しかし、転職の際に、ブランクがあるけれどもう1度働いてみたいという職業がある人も少なからずいますよね。
かつてその職業で働いていたのですから、少々のブランクでも大丈夫だという根拠のない自信で受ける場合もあります。

その自信、本当に大丈夫ですか?
というわけで本記事では、ブランクのある転職先での応募や面接の際に注意すべきことを書かせていただきます。
これから、ブランクのある職場へ転職しようと考えている人の参考になれば幸いです。
目次
ブランクのある転職先での注意点 その1
自分が思っている以上に技術は落ちている
ブランクのある転職先での注意点の1つ目は、自分が思っている以上に技術が落ちていることです。
「これならできる」と、仕事をある程度なめてかかるのは大切なことです。
変にガチガチになって失敗するよりは、肩の力を抜いた方が本来の実力が発揮できます。
しかし、ブランクのある転職先では、一概にそうとも言えません。
「これならできる」となめてかかると、本当にできなかったり、周囲から経験者とみなされるので大きな仕事を与えられて失敗するのはよくある話です。
残念なことに、人は何もしないとどんどん退化していきます。
例えば時に大きな疾患等がない場合ですが、5日間歩き続けた人と横になっていた人とでは、徒競走をしても勝負になりませんよね。
同じように、かつてバリバリとやって身に着けた技術や知識でも、使う機会がなければどんどんできなくなっていきますし忘れてしまいます。
大切なのは、できた当時ではなく今現在の自分を知ることです。
ブランクのある転職先での注意点 その2
今までの経験を美化しすぎない
ブランクのある転職先での注意点の2つ目は、今までの経験を美化しすぎないことです。
不思議なことに人というものは、仕事ができていた頃の自分を鮮明に覚えています。
過去の栄光にすがるというのは、まさしくそういうところです。
あの時できたのだから、今でも全然大丈夫というのは、思い込み以外の何者でもありません。
例えば30代になって、中学生時代の制服が着れるでしょうか。
ほとんどの人はサイズが合いませんよね。
仮にサイズが合ったとしても、社会人が中学生当時の制服を着てもほとんどの人が似合いません。
経験や知識を得て研鑽するのは大切ですが、それは現在進行形だからこそ自分の力となります。
過ぎ去ってしまったことを美化するよりは、これから新しいことを学ぶ姿勢が大切です。
ブランクのある転職先での注意点 その3
なんらかの形で継続しているなら自信を持つ
ブランクのある転職先での注意点の3つ目は、なんらかの形でその技術を継続しているなら自信を持ちましょう。
例えば飲食店の厨房で働いていた人が、毎日家庭で料理をしていれば、多少スピードは落ちますが技術はあまり変わりませんよね。
逆に何十年も日曜大工なのでモノづくりをしている人などは、職人顔負けの素人さんもいたりします。
ブランクうんぬんにこだわる前に、まずは自分が継続していることに目を向けるのも1つの選択肢です。
また、ブランクがある仕事で1度は辞めてしまったけれど、なぜか続けている技術は、自分にとって一生付き合うものになる可能性もあります。
会社によっては、定年制度などで今の技術が使えなくなってしまう場合もあります。
しかし、なんらかの形で、技術が継続できる方法を考えてみるのも楽しいですよ。
まとめ
いかがでしたか。
ブランクのある転職先での注意点について3つ書かせていただきました。
基本的に、ブランクがあると技術や知識はどんどん退化していきますが、例外はあります。
何年もの間、全く何もしなかったのに技術が全く落ちていないと感じた経験がある人はいませんか。
なぜそうなるのかと言いますと、その技術を自分の持てるすべての力で獲得したからです。
例えば、自転車に乗る時のことを思い出してください。
最初は補助輪をつけていますが、慣れてきたら外して走行します。
補助輪を使わない場合は、何度も転んで乗り方を覚えていくという人は多いですよね。
車の運転もそうです。
自動車学校で数ヶ月乗り方を勉強して、試験を受ける人がほとんどです。
そして、自転車に乗れるようになった人や自動車免許を持っている人は、日常的に使用しますよね。
そのため数年単位で乗らなくなっても、ある程度の運転は可能です。
年齢を重ねれば残念ながら反射神経が鈍りますので、だんだん退化していきますが、それまでは少し練習すれば問題なく乗ることができます。
大切なのはブランクがあろうがなかろうが、その仕事を完全に自分のものにすることではないでしょうか。
それでは、「ブランクのある転職先での注意点! 不利にならないため知っておくこと」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。
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