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転職で給料が下がることがある? 実際の経験を元に説明

転職で給与が下がったイメージ写真
転職によって給与が下がることもある。

転職回数が数十回を超えているASUKAです。

現在、フリーライターとしてなんとかやりくりしていますが、以前は就職と転職を繰り返していました。

足掛けで30年くらい社会人をしていますが、平均で1年働ければ長く続いた方でした。

そんな辞め癖がありますので、転職をすると逆に給与が下がってしまうという経験もしました。

本記事では実際の経験を元に、転職で給与が下がることがある場合について書かせていただきます。

個人の経験を元にしていますので、すべての人に当てはまるわけではありませんが、そういう人もいるのだと思っていただけたら幸いです。

目次







転職で給与が下がることがある場合 その1
異業種で全くの未経験

転職で給与が下がることがある場合の1つ目は、異業種で全くの未経験の時です。

ただし、未経験でも異業種に関する知識や技術を勉強しており、いきなり働いても大丈夫という場合や、そもそもの給与が元職場よりも高い場合は除きます。

そんな場合でも、いざ働いてみると、実務が思ったより大変ですぐに辞めてしまい、年間トータルで見ると下がるというケースも少なくありません。

基本的に異業種で働く際は、自分が全くの素人だと考える方が覚えも早くなりますし、長く続けることができれば結果的に給与が上がる可能性があります。

大切なのは、異業種だろうと何だろうとお金をもらうことに変わりありませんので、1日でも早く一人前になろうと思う意欲です。

最初は異業種でも、数年間の経験を積み実績を残すことで、その道のプロになることもあります。

また職種によっては、異業種でも転職前の職場と共通する技術や考え方がある場合も珍しくありません。

基本が同じであれば、あとは応用させるだけですのである程度のやりくりはできます。


転職で給与が下がることがある場合 その2
歩合給から固定給の職場

転職で給与が下がることがある場合の2つ目は、歩合給から固定給の職場になった時です。

歩合給は、仕事内のある結果に対して給与が支払われます。

固定給は、その仕事をすることでこれだけの給与を毎月払うというシステムです。

一般的に歩合給は営業職などに多く、基本給がない場合も少なくありません。

その代わり、結果を出すことができれば、予想もできないくらいの給与がもらえることがあります。

頑張った結果が、直接給与に反映されるのが歩合給です。

逆に固定給は、いくら働いてももらえる額は変りません。

主に事務職や工場職など、労働条件が決められている職業に多いです。

ボーナスなどで調整する企業もありますが、昇級の条件を満たさない限り給与は変りません。

いくら働いても同じだということで、仕事をサボる人が出てくることもあるのが、固定給の特徴です。

職種によっては、固定給プラス歩合給にしている場合もあります。

結果さえ出れば給与に上限がない歩合給と、昇級がない限り給与が変わらない固定給に転職した場合、給与が下がる可能性があるのは明確です。

ただし、歩合給で働いている時に結果が出せず、固定給に転職した場合は、給与が上がることもあります。




転職で給与が下がることがある場合 その3
年齢の割に実績が伴っていない

転職で給与が下がることがある場合の3つ目は、年齢の割に実績が伴っていない時です。

日本の会社は不思議なもので、経験や実績がない40代以上の人材を採用しようとしません。

また、経験や実績も40代以上であれば、役職経験者ではないと転職で給与が下がることもあります。

最終的に働いてみないと、できるかできないかは分からないのに、そのチャンスすら与えられないことも珍しくありません。

逆に経験や実績が伴っている場合、転職でキャリアアップすることも可能です。

その場合、給与自体は上がりますが、転職先からすれば元いた社員を差し置いて上司を雇うというケースもあります。

なかなかいうことを聞いてくれない部下や、上司からの管理不十分という叱責を受ける可能性もゼロではありません。

もちろん、コミュニケーション能力や仕事の能力があり、部下や上司から信頼されることもあります。

大切なのは、転職で給与を上げるには、それなりの自己研鑽も必要だということです。



まとめ

いかがでしたか。

転職で給与が下がることがある場合について書かせていただきました。

ひと昔前、「転職はあまりするものではない」と言われていました。

この会社だと決めたら、定年退職まで続けるのが良いというのが多くの人の考え方でした。

もちろん、終身雇用制度が充実していれば、その考え方で間違ってはいません。

現在では企業もリストラや非正規採用などで、終身雇用制度は事実上崩壊しています。

そんな時代ですので、転職は当たり前だという考え方が主になっています。

ただし、現在の仕事が向いていないのなら話は別ですが、ある程度まで頑張らずに転職をするのは少し違うのではないでしょうか。

「仕事は3ヶ月我慢すればある程度見えてくる」や「部下は上司を3日で見抜く」と言う言葉もあります。

どんな転職先であれ、まず3日は続けてみて、「どうかな?」と感じたら今度は3ヶ月と考えてみてはいかがでしょうか。

最初は嫌だった職場が、いつの間にか自分にとっての天職になるかもしれませんよ。

本記事が、少しでも転職に悩む人の助けになれば嬉しいです。

それでは、「転職で給料が下がることがある? 実際の経験を元に説明」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

また、次回の記事でお会いしましょう。

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