
自分では気づかないうちに、それなりのポジションを得ていることがあるASUKAです。
若い頃から地位や名誉に全く興味がなく、その日の食事をなんとかという考え方でしたので、余計そういう感じなのかもしれません。
世の中には、地位や名誉重んずる人も多いです。
職業によっては、地位や名誉を得るために必死で努力する人も多いです。
「努力の結果に高い地位や名誉を得たのだから、自分はすごい人なんだ!」と考えることもあります。
ちょっと待ってください。
それは、もしかすると勘違いかもしれませんよ。
本記事では、職業的な地位における勘違いについて書かせていただきます。
あくまでも個人の経験や主観を元にしていますので、すべての人に当てはまるわけではありませんが、そういう考え方もあるのだと思っていただけたら幸いです。
目次
職業的地位の勘違い その1 他業種ではほとんど知られていない
職業的地位の勘違いの1つ目は、他業種ではほとんど知られていないということです。
例えば「○○会社の専務取締役」という地位を得たとします。
同業他社からも一目置かれるほど、すごい人だという噂が広まっており、契約先などの会社訪問をすると知らない人がいないくらいちやほやされます。
ところが、全く関連がない業種に訪問したとします。
そうすると、ちやほやどころか「何しに来たの?」と対応されることも珍しくありません。
もちろん、名刺を出すことでそれなりの地位がある人だと思われますが、関連がないのですから……です。
職業的には高い地位や名誉を持っていても、関連のない他業種で通じることはほとんどありません。
自分の職場での地位や名誉でえらいと思う前に、まだまだ勉強不足だという姿勢を持つことは大切です。
職業的地位の勘違い その2 結果を出し続けなければ過去の栄光
職業的地位の勘違いの2つ目は、結果を出し続けなければ過去の栄光であるということです。
ある程度の役職に就くと、部下に「自分の若い頃は……。」と当時の成功事例や実績を声高に伝える人がいます。
「なるほど! そうやって結果を出したんですね」と感心して真似るのは良いですが、ちょっと待ってください。

それだけの経験があるあなたは、今、どんな成功や実績を出しているんですか?
もし今現在、何の実績も出していない形だけの上司であれば、言うことを聞く必要はありません。
世の中というのは日進月歩で進化しています。
今現在、全く実績を出していないのであれば、ただの過去の栄光であり自慢話です。
自慢を聞いている暇があれば、自分なりの方法で実績を出す努力をしましょう。
ただし、ここで注意しなければいけないのは、過去の栄光にすがっていようがいまいが上司や先輩であるということです。
言われた際は、感心して聞いたふりをしておくことも世渡りの手段です。
職業的地位の勘違い その3 その職場にいるからこそ偉く扱われる
職業的地位の勘違いの3つ目は、その職場にいるからこそ偉く扱われるということです。
例えば、課長職としてバリバリ働いていたとします。
ところが、突然リストラされてしまいました。
ハローワークで同じ条件の職場を探しても、なかなか見つかりそうにありません。
やっと見つかった職場は、ヒラからやり直しなので辞めることにしました。
こういうことはよくある話です。
職場で周囲がチヤホヤしてくれるのは、それなりの地位や名誉があるからです。
職場を離れてしまえば、偉くもなんともないということです。
職場では良くされていたのだから、たまにはアドバイスで顔を出してみようなどというのは要注意です。
アドバイスにならないどころか、下手をすると老害扱いされることもあります。
在職していた時と現在の職場では、勝手が変わっていることがあるので当然の話です。
あくまでも職場は利益を追求する場であり、お金を稼ぐための手段です。
まとめ
いかがでしたか。
職業的地位の勘違いについて書かせていただきました。
大切なのは職業で得た地位や名誉よりも、自分の人生を大切にしなければいけないということです。
どれだけ地位や名誉を得ても、健康にはなれません。
むしろ働き過ぎで体を壊すこともあります。
また、地位や名誉を得るために、いろいろなことを犠牲にする人もいます。
何かを犠牲にして得た職場での地位や名誉に、どれくらいの価値があるのでしょうか。
その職業を離れてしまえば、知られることもないくらいただの人になってしまいます。
過去の栄光にすがる人も多いですが、自分に何ができるのか考えた方が人生は豊かになるのではないでしょうか。
もちろん、命がけで地位や名誉にこだわる人もいます。
それはそれで問題はないです。
自分の人生です。
最終的なことは、自己判断で決めていけると良いですね。
本記事が少しでも、人生の参考になれば幸いです。
それでは、「職業的地位の勘違い! 大切なことを忘れないために」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。
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