
同じ職場に2度出戻り転職したことがあるASUKAです。
転職をする理由は様々ですが、新しい職場になじめずに元の職場が良いと思う場合も少なくありません。
新しい職場では、どのような役職であれ人間関係は最初から構築しなければいけません。
役職転職をした場合などは、その会社の役職候補だった人から白い目で見られたという経験を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、新人だと思って先輩風を吹かせていたら、実は出戻りで向こうの方が先輩だったということもあります。
そういう時は、分かった後になんとなくぎくしゃくしてしまうのではないでしょうか。
そこで本記事では、出戻り転職をする際の注意点について書かせていただきます。
本記事の内容がすべての人に当てはまるわけではありませんが、参考にしていただけたら幸いです。
目次
出戻り転職の注意点 その1 自分がいない間に入社している人がいる可能性
出戻り転職の注意点の1つ目は、自分がいない間に入社している人がいる可能性です。
前述で少し触れましたが、前職を辞めて出戻るまでに数ヶ月が経過している場合があります。
その間も、当然ですが会社は動いています。
また、退職者が出たのですから、新しい人材を採用している可能性もゼロではありません。
自分にとっては久しぶりでも、新しく入ってきた人からすれば「少し横柄な新人」と思われることも珍しくありません。
さらにその新人が手掛けている案件などが、自分が退職する前に引き継いだものかもしれません。
基本的に退職時に引き継いだ案件は、自分の担当ではありませんので、なんらかの依頼がない限り自分からやろうとしてはいけません。
出戻り転職をする際は、あくまでも以前の会社に新規入社した新人であるという気持ちの方が、その後の人間関係がうまくいきます。
出戻り転職の注意点 その2 当時の仕事と内容が変わっている可能性
出戻り転職の注意点の2つ目は、当時の仕事と内容が変わっている可能性です。
余程の会社でもない限り、仕事内容は日々変化していきます。
以前働いていた時はホワイト企業でゆったりと作業できていたとしても、出戻り転職したら、残業残業の連続で思いもよらないほどのハードワークになっていたということもあります。
逆に忙しくてやりがいがあった職場が、ゆったりとのんびりペースの会社になっていることも珍しくありません。
それはどうすれば会社で働きやすくなるかと、現在のスタッフが考えた結果であると言えます。
仕事内容についてもそうで、自分が丹精込めて契約していた企業が、どこの馬の骨ともわからないいつの間にか入社した人の案件になっていることもあります。
結論を言うと、自分がいなくても会社はきちんと運営しており、代わりがきく仕事だという証明です。
以前の仕事が忘れられずに出戻り転職をしたけど、新しくなった内容についていけずにまた辞めてしまったというケースもゼロではありません。
出戻り転職の際は、以前の仕事内容を覚えていても、新たに教わる気持ちで働きましょう。
出戻り転職の注意点 その3 自分が出した実績が過去の栄光である可能性
出戻り転職の注意点の3つ目は、自分が出した実績が過去の栄光である可能性です。
努力に努力を重ね職場で高い評価と実績を得たものの、どこか物足りない気持ちになり「人生は一度きり」とばかりに転職したもののうまくいかなかったということは珍しくありません。
以前の職場で、高い評価を受けたことやちやほやされたことが忘れられず、出戻り転職をすることもあります。
しかし、退職していて間にも、当然ですが会社は運営しています。
確かに実績が高かった人が辞め、その分大変だったかもしれません。
それでも、なんとかかんとか運営できていなければ、出戻り転職できる場所がないことになります。
会社としては、出戻ってくれたのだから、当時さながらの結果をしています。
それなのに、辞めた当時の武勇伝ばかり語っていたらどうでしょうか。
さらに新しい仕事覚えも悪く、実績が全く伴わなければ、出戻りで入社してもらった意味がありませんよね。
出戻り転職の際は、過去にどれだけの実績があっても「これから新たに結果を出す」という姿勢が大切です。
まとめ
いかがでしたか。
出戻りで転職した際の注意点について書かせていただきました。
経験上言いますが、出戻り転職をするよりは、新しい職場でゼロから始めた方が気分的に楽です。
出戻り転職の場合、余程のことがない限り辞めた当時のスタッフが残っています。
辞めた当時に新人だったスタッフが、自分の上司になっていたということも珍しくありません。
そんな中で、新しい仕事を覚えるだけではなく、なんらかの実績を出さなければいけない期待が会社からかかります。
前職で良い思い出があればあるほど、新しい職場で「私の実力はこんなものではない!」と考える人もいます。
しかし、世の中は不思議なもので、あるべき場所であるべき人が働くようになっています。
以前の職場が良かったと思うなら、今働いている職場をそれ以上によくする努力をしてみませんか。
そして、どうしてもうまくいかない時には、どこかに転職すれば良いのです。
人生は1度きりです。
「仕事だけで何のために生きてきたのかわからない」と言う状況になる前に、もう一度自分を見つめなおしてみましょう。
それでは、「出戻り転職の注意点! 円満労働のために必要な事」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。
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