
転職回数が二桁あるフリーライターASUKAです。
歳が歳だけに、若い頃は「こらえ性がない」と言われ続けてきた1人です。
今でこそ、転職を繰り返すことに抵抗がある人は少なくなりましたが、それでもかつての終身雇用制度の影響か、長く続けることが良いことのように言われています。
もちろん、1つの仕事を長く続けるのはとても素晴らしいことだと個人的には思います。
しかし、転職を繰り返したからこそ、見えてくるものも少なくありません。
そこで本記事では実際の経験を元に、転職を繰り返すのはありなのかについて考察します。
個人の経験を元にしていますが、すべての人に当てはまるわけではありません。
「このような考え方があるのだ」程度で読んでいただけたら幸いです。
転職を繰り返すのがありの時 その1
自分の働きたい仕事が見つからない場合
転職を繰り返すのがありの時1つ目は、自分の働きたい仕事が見つからない場合です。
たった1度の人生です。
働きたい職場が見つかるまで、転職を繰り返すのはありです。
もちろん、今、目の前にある仕事をおろそかにしてはいけません。
「ここは自分のいる職場じゃない」とばかりに、今の仕事をおろそかにするようでは、どこに行っても同じことの繰り返しです。
がむしゃらに今の仕事と向き合うことで、新しい自分のスキルに気づくこともあります。
不思議なことに、がむしゃらに仕事をすればするほど、向いていない場合には何らかの答えが出てきます。
もちろん、向いていなくても「なんとなく良いな」という仕事はありますので、そういう場合にはできるようになるまで続ければ良いのです。
人生は長い旅のようなものです。
いろいろなことを見て聞いて経験しているうちに、自分に向く仕事に気づくこともあります。
そういった意味で、転職を繰り返すのは悪くありません。
転職を繰り返すのがありの時 その2
入社して改めて気づくことが多い場合
転職を繰り返すのがありの時2つ目は、入社して改めて気づくことが多い場合です。
人材と職場は、入社してみないとわからないと言われることがあります。
意気揚々と新しい職場に出勤したら、思っていたのと全然違って幻滅したという経験はありませんか。
基本的に求人雑誌や職安で常に募集をかけている会社は、なんらかのマイナス面を持っていることが多いです。
また、求人票に書いてある内容と全く違っていたというのも、常に募集をかけている会社あるあるです。
なぜかというと、常に募集をかけなければいけないほど人がやめていくからです。
そして、会社はそれが当たり前と思っている場合も多いです。
大量に人材を採用し辞めなかった人を最終的に役職に任命するなどの方法をとる会社もあります。
不思議なことに、そういう会社にあたる時は、何度転職しても同じことの繰り返しになることも珍しくありません。
あまりにも同じ状態が続くと「どの会社も同じ」とばかりに、がむしゃらに生き残る側になろうとします。
すると「自分たちの時代は……」と語るモンスター先輩や上司ができあがります。
そうならないためには、何度転職することになろうとも、自分が本当に求めている職場を探すことです。
お金に余裕がないなら別ですが、転職の際にある程度の余裕を持つ人もいますし失業保険もあります。
変な職場で人生を浪費するより、転職を繰り返した方がましです。
転職を繰り返すのがありの時 その3
もっと別の仕事がしたいと考えた場合
転職を繰り返すのがありの時3つ目は、もっと別の仕事がしたいと考えた場合です。
どのような仕事であれ、数ヶ月くらい働いていればなんとなく雰囲気はつかめてきます。
年数がかかると言われる職人ですら、ある程度の才能があれば数ヶ月で技術を得ることも珍しくありません。
つまり、仕事はある程度まで慣れてくると、同じことの繰り返しをする場合がほとんどです。
同じことの繰り返しをして、それが早くできるようになれば責任者や役職に抜擢されることもありますし、独立して会社を興す人もいます。
人間はどんな人であれ多少の欲を持っています。
「今以上に面白い仕事をしたい」「もっと収入を増やしたい」と考えるのは普通のことです。
お金があり余っていて使い道がないというなら別ですが、普通に仕事をする理由は収入を得るためです。
同じ収入を得るなら、もっと条件の良い条件であったり、好きなことをしてもらいたいと思いませんか。
そういう考え方で転職を繰り返すのはありだと個人的に思います。
まとめ
いかがでしたか。
転職を繰り返すのがありの時の状態について書かせていただきました。
それでも、同じ仕事を何年も続けられるのは、1つの才能ではないかと最近つくづく思います。
しかし、いろいろと労働条件が改善されている世の中ですが、いまだにブラック企業はありますし男女差別など古い考え方の会社も珍しくありません。
終身雇用制が崩壊しているのですから、転職するのが当たり前の世の中になっていても不思議ではありませんが、いまだに「雇ってやってる」という考え方の経営者もいます。
どんな仕事であれ1人ではできません。
いろいろな人の力をかりて、仕事に向き合っていきます。
いわば職場で一緒に働く同士です。
その同士が信頼できない人であれば、できる人を探して転職を繰り返すのはありではないでしょうか。
本記事を読んで、自分の仕事について向き合うキッカケになれば嬉しいです。
それでは、「転職を繰り返すのはありか? 人生で二桁の経験を元に考察」の記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。
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